数専ゼミでの高校数学指導方法について
学校の課題が解けるようになる
参考書や模試の解説がわかるようになる
数専ゼミでは,次の2つの目標を掲げて数学指導を行っています。
(1) 学校へ提出する課題(週末,講習,テスト直し等々)を自分で解ける数学力を育てること
(2) 参考書,模試,学校のテストの解答や解説を読んで,自分の力だけで理解できる数学力を育てること
そのために,数専ゼミでは学校で学んでいる単元について,その「基礎」を,
体系的かつ系統的に指導しています。
■「体系的」というのは,
その単元で出題される問題の全パターンを俯瞰できる形で学習するという意味です。
■「系統的」というのは,
どのような解法パターンがあり,それを問題の条件に応じてどのように使い分けていくのか,
という単に問題の解き方だけではなく,解法パターンの使い方のテクニックをも学習する,
という意味です。
■「基礎」というのは,
”易しい”という意味ではなく,その後の学習で必ず使われ,
それを知らないことで新しいことを学ぶことが困難になる知識,という意味です。
*今,学校で学習している単元の他に,模試やセンター対策として苦手単元の復習もできます。
どの単元でも,いつでもできますので,必要になったらそのつどお申し出ください。
本当にわかる!
納得できるまで練習できる…
また,指導法としては,解き方を教え込むのではなく,
生徒が自分で「学びとる」のをアシストするという形とります。
例えば,「ある1つの問題の解法」を学習するとき,生徒の学習活動を,次のように組織します。
@例題を学習して解法の手順を理解します
参考書の解説は難しくて分からない,という人が多いので,
「考える手順と流れ」がはっきりと分かるように”デジタル”で説明した教材を使います。
指示された順で解くと,だれでも確実に正解できる「解法のヒューリスティックス」を学習できます。
(数専ゼミ・数学教育研究所が開発したオリジナル教材です。)
生徒はこれを使って解法を,自分で学びとります。
理解できないところは,机の前に控えている先生に教えてもらってください。
A例題を理解したかどうかをチェックします
次に,例題と全く同じ考え方で解ける問題を解きます。
解法を理解したかどうかをチェックすることが目的です。
答案は先生が添削します。
以下,生徒が解いた答案についてはすべて,
先生がひとりひとり,正しい手順で解いているかどうかを添削します。
B例題で学んだ解法パターンを使って問題を解きます
分かっても使えるとは限りません。
そこで,例題と同じ考え方,あるいは他の考え方と組み合わせて解く問題を解きます。
定着と応用力を身につけることが目的です。
数題解きます。
Cセンター試験レベルの問題に挑戦します
学習した解法パターンに,プラスαの操作を組み込んで解く必要のある問題を解きます。
教科書でいえば,節末・章末問題,参考書でいえば,
たとえば,「青チャート」では★4つ,「フォーカスゴールド」では★3つレベルの問題です。
これも数題やります。
(簡単な解法パターンの学習のときにはこのレベルの演習はありません。)
*★テーマ別演習★
生徒ごとに,苦手としている分野については,「テーマ別問題」をやることができます。
たとえば,因数分解,2次関数の最大最小,三角関数の最大・最小,数列の漸化式等々…。
教材サンプル Link |2次関数の最大・最小|
テーマ別演習は,個々人の習得状況(苦手度)によって問題数を選びます。
ふつう,解法パターン別に10題前後やります。ほとんどのタイプ問題を解けるようにするためです。
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テストで確実に正解できる学習法!
塾で解いた問題はすべて,個々人の「学習計画書」に,問題ごとに○,×で記録します。
「学習計画書」は,授業日の2〜3日後に,インターネット上の個々人のストレージにアップロードします。
「学習計画書」の×印をクリックすると,塾で解いた同じ問題プリントが表示されます。
これを印刷してもう一度解いてみると,解法を覚えているかどうかをチェックすることができます。
あるいは,スマホに表示させ,ノートに解いてもいいでしょう。
解けるようになるまで,何回でも練習することができます。
これやっておくと,テストでは確実に正解できる力がつきます。
(「解けない」を「解ける」にしてテストに臨むのですから,当たり前といえば当たり前なのですが…)
学習計画書のサンプル Link |方程式★学習計画書|
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