参考書の行間を読む

■ 平成29年4月5日・現在 ■
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●高校数学…参考書の行間を読む力をつける

 学校の課題とかテスト問題,あるいは模試の問題を…
 参考書の例題の解き方を学ぶことで…
 自分の力で解けるようになる!


 こうした日々の学習の積み重ねだけが,センター試験での高得点につながり,志望大学への合格につながります。
 勉強にそれ以外の”奇手”などないのです!

 ないのですが…

 実は,事態はそう”かんたん”ではありません。
 そのそもそも勉強の道具である「参考書の例題の解き方」の説明が,何をいっているのかわからない!
   「この式はどういう意味なの?」
   「なぜこの式がこの式になるの?」。
 参考書を学習して,このような”いらだち”を経験したことのない高校生は皆無でしょう。

 なぜわからないか,わかりますか?

 実は,参考書を書いている人達は数学が超得意な人達です。
 だから,こんなこと”当たり前だろう”というようなことは書いてないし,最短距離で解答へ至る答案を書いています。
 分かる人が見ると”素晴らしい”答案であり,時間制限のあるテストなどでは最良の答案なのでしょうが,
 数学がよくわからない人,あるいは少しぐらい分かってもこの参考書の答案というのは実にわからないものです。
 それに輪をかけて分からないのがセンター試験の解説書や模試の解説です。

 だから,”わかったつもり”で学校の課題を書いて提出し,一応義務は果たします。
 しかし,当然テストでは50点や60点ということになりますし,30点や40点という人もめずらしくはありません。
 ほれ!後を見ているあなたのことですよ…,あ・な・た!

 さて,どうしよう?

 対策は簡単です。
 わかる答案を書く練習をすればいいのです。
 途中を省略せず,計算の1つ1つの展開も,代入計算では,まず代入した式を書いて,それから計算し…,
 展開も公式通りに式を書き,そのあとでそれぞれの項の積を求める,等々。
 とにかく,途中は省略しない。
 小難しい問題もこのように丁寧に答案を作ります。
 分からないと作れません。
 だから,わかるように努力するからわかるようになります。
 これは参考書の行間を埋める作業です。
 そうすると,参考書の説明を読んでも”何が省略されているのか”が見抜けるようになります。
 だから,簡潔な解説を見ても,自分で行間を埋めながら解法のプロセスを理解できるし,
 テストで”速く書く”技術も習得できます。

 そんなこと,どこで教えているの?

 数専ゼミで教えています。
 うそだと思ったら一度無料体験授業を受けてみて下さい。
 納得できたらこの”ワザ”を磨くために数専ゼミで勉強して下さい。
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