【bP7】 文字と式 1・文字を使った式 
§2 文字を使った式の表し方 (2) 商の表し方D 分数を含む式(3) 
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 商の表し方D 分数を含む式(その3)

 bP5から分数を含む文字式の表し方を学習しています。
 流れを押さえて下さい。bP5〜bP7は約分がない計算です。(bP8から約分が入ります。)
 bP5 整数(単項式)÷分数(単項式)
 bP6 整数(単項式や多項式)÷分数(多項式)
 bP7 分数(単項式や多項式)÷整数(単項式や多項式)

 生徒A子:「う〜っ!」
 はい,頭が”ぱっぱらぱ”になりそうな人は,次のように考えて下さい。

    bP5と16では分数でわり,bP7では整数でわる問題です。

 きちんとパターン分けして学習しているのですよ。
 計算ができるだけではなく,このパターンを覚えることもまた,学習です。
 パターンを知っていると,式がどんなに複雑になっても,計算のしかたが混乱することがなくなるからです。
 計算のやりかただけ覚えていると,最後には何をしているのか自分でも分からなくなります。

 とにかく,式の中に分数がある計算問題では,整数や小数は分数にしてしまうことです。
 こうすることで,分数÷分数の計算となり,わる数の逆数をかけることでかけ算になります。
 あとは,約分さえ間違えなければ,正しい答が出せます。

 と,言うは易し,行うは難し,の世界です。
 ÷単項式は,単項式を1を分母とする分数にしてしまうことで,1つの積として固めてしまうことができます。
 それによって,この問題特有の間違いをしないで済むようになります。
 生徒A子:「この問題特有の間違いってなあに?」
 あ,そうゆうことは考えないことです。
 教えてしまうと,あなたは,そのように答えてしまうでしょうが…はははh!
 笑っている場合ではありませんがね…。
 生徒A子:「ふん!」
 
 この「特有の問題」を知りたい方はこちらへどうぞ。→|誤答分析集 文字と式17

 とにかく,学習プリントの指示通りに計算してみましょう。
 確実に正解にたどりつきます!
 と,いいのですが… 
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H29.06.02