【bP3】 文字と式 1・文字を使った式 
§2 文字を使った式の表し方 (2) 商の表し方@ 単項式の除法 
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 商の表し方@ 単項式の除法

 かけ算の答を「積」といい,わり算の答を「商」といいます。
 文字を使った積の表し方の大原則は,×の記号を省略する,ということでした。
 わり算も同じようなもんです。
   ÷の記号を省略します。
 生徒A子:「すると,a÷b=abとなるんだけど,文字式ではわり算はかけ算と同じなんだ…」

 はい,はやとちりはしないで,お話は最後までよ〜く聞いてくださいね。
 わり算は÷の記号を使わないで「分数」で表します。
 a÷bは,a/bと表します。(aが分子,/が横棒,bが分母を表します。)

 生徒A子:「なんや,簡単やないのぉ!」
 はい,実に簡単なんですが…
 みなさんは,おもしろいように”ころころ”とまちがえていらっしゃいます。
 生徒A子:「みなさん,”ころころ”とまちがえるの?」
 はい,いっしょうけんめいにまちがえておられます。
 
 なんじゃろ?
 と,不可解,摩訶不思議,疑心暗鬼等々…
 生徒A子:「なんか,怖いお勉強みたいやね…」
 はい,怖いです。
 ちょっと気を抜くと,たちまち×,×,×…です。
 おもわず,○が懐かしくなってまいります。
 
 生徒A子:「え〜と…
        あたし,帰ろうかな…」
 あっ,逃げちゃ,ダメッ!

 ここはひとつ,一言一句,気を引き締めて,
 言葉の意味とか計算の規則を,正確に学び取って下さい。
 では,緊張感をもってbP3の学習に入りましょう。 
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H29.06.02