【bQ6】 整式 §3 因数分解(その2)
公式の利用A たすきがけ3 
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 因数分解・たすきがけ3

 因数分解・たすきがけの3回目です。
 プリントbQ6での新しい点は,定数項も因数分解し,積の形にしておく,ということです。
 他は,bQ5とまったく同じです。

 χの2次式の場合,
 χの係数が6など,多くの約数をもつ数の場合,
 たすきがけは,けっこう煩雑になります。
 しかし,やることはひとつで,
   たすきがけの結果が,問題の式のχの係数に等しくなるように組み合わせればいいわけです。
 何十もあるわけでなし,いずれ出てきます。

 とにかく,χの係数に等しい式ができるかどうか,だけを見ながら組合せをいろいろやってみます。

 慣れもあるかもしれません。
 心理学的な理由はわかりませんが,
 長らくやっていると,式を見ただけで,どれとどれを組み合わせると
 χの係数がでてくるか,がわかるようになるようです。

 bQ6のプリントには,たっぷり,たっぷり練習問題を載せておきました。
 これを繰り返しドリルすることで,この型の因数分解のお勉強は大丈夫です。

 これから学習する,より進んだ単元では,もっと複雑なたすきがけを必要とする問題がでてきます。
 因数分解が目標ではなく,それは答を導くための1ステップにすぎなくなります。
 そんなのできて当然という扱いです。
 その段階で,「たすきがけが…,たすきがけが…」など言っていると,数学はアウトです。
 だから,たすきがけは,今,完全に仕上げておかなければならない,第1級の課題といえます。

 数専ゼミ・高校数学講座・集中攻略問題集を使って,徹底的にドリルしておきましょう。

 ■なお,演習問題は,数専ゼミ・山形・東原教室で指導しております。

H29.05.011