【bR4s】 連立方程式 2・連立方程式の応用 §3 割合の問題
 (3) 合金の問題(発展問題) 
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 合金の問題(比)

 突然ですが…
 「水と塩の比が95:5となるような食塩水を500g作りたい。塩を何g用意すればいいですか。」

 生徒A子:「あの〜っ!
        %が書いてないのですが…」
 なして%などいるの?
 生徒A子:「塩は食塩水×**%で求めるからだよ。」
 でも,問題文から%はわかるでしょ?
 生徒A子:「ん?
        わかんない!」

 というのがふつ〜の人です。

 実は,比から%を求めることができます。
 食塩水の比は95+5=100で,
 食塩水に対する塩の割合は,5÷100×100=5(%)です。
 500g×(5÷100)=5(g)となります。

 今回は,このように,割合が比で与えられたときの,
 合金中におけるある金属の重さを求める問題を学習します。

 合金が食塩水にあたり,含まれる金属が食塩にあたります。
 だから,これは「食塩水+食塩水」の問題なのです。

 前から言っているとおり,食塩水の濃度の問題の解き方は1つしかありません。
 あれこれ考えないこと。濃度は「食塩水+食塩水」の考え方を原則的に貫くこと。
 これができることが,数学力なのです。

 ■なお,演習問題は,数専ゼミ・山形・東原教室で指導しています。  Link 山形・東原教室
 ■また,「集中攻略問題集」を使って学ぶこともできます。
       Link 集中攻略問題集
 
H29.07.21