【bQ4】 連立方程式 2・連立方程式の応用 §2 速さの問題
 (1) 速さの問題の解き方@ 
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 速さの問題(距離と時間の合計)

 方程式の文章題の式の立て方の一般的なルールは
   等しい量を等号で結ぶ
 ですが,これがなかなかうまくいかないから
 「応用問題が苦手で…」という人が多数派を形成しているのです。

 一般は一般でいいのですが,それと共に
 速さとか濃度とか割合などにおける具体的な量を使った等式の作り方というのを
 一般に重ねて覚える必要があります。

 速さの問題では,問題文を読み,
   (1) 距離を合計する等式
   (2) 時間を合計する等式
 を作ると,連立方程式ができます。
 これを解いて答を求めます。

 いやいや,その他にいっぱい式の立て方があるでしょうが…

 当然ですがね…
 しかし,いいですか!
 あれも,これも,それも…
 と,並べて平らに覚えると,ごちゃごちゃになって,
 問題を見ても,どの解き方で解くのが分からなくなります。

 だから,速さの問題では,まず上で紹介した解き方を1つ覚えます。
 次に,もう1つの解き方を覚えます。
 (速さでは,時間を2通りに合計して2本の方程式を作るのがもう1つの解き方です。)
 これを基本とします。
 速さの問題を見たら,まず,この2通りのどれかの考え方で式を立ててみます。
 当然,うまくいかないこともあります。
 そのときにはじめて,特殊な考え方を使う問題ではないか,と解き方を広げます。
 たとえば,
   追いかける問題・出会う問題かな?
   鉄橋・トンネルの問題かな?
 等々。
 もっとも,これらの問題は,問題文を読めばすぐわかるのですが…
 
 とにかく,このように重みを持たせて解き方を覚えます。
 こうすると,速さなんぞはどんな問題を出されても解けるようになります。

 え?
 まだ,疑っておられるようですナ!
 では,学習プリントを使って,このへんの”真実”を体験してもらいましょうかネ…

 ■なお,演習問題は,数専ゼミ・山形・東原教室で指導しています。  Link 山形・東原教室
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H29.07.21