【bR0】 文字と式 1・文字を使った式 
§2 文字を使った式の表し方 (7) いろいろな数量の表し方B 
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 単位量あたりの量

 12pのリボンを4本に等分すると1本あたりの長さは4pになります。
 この1本分の4pは,単位をつけると 4p/本で ,これが「単位量あたりの量」です。
 「1あたりの量」ということもあります。まったく同じ意味です。

 1本4pのリボンを3本つなぐと12pになります。
 式で書くと,4p/本×3本=12p
 となります。

 これらの計算や答を文字を使って表現します。
 つまり,公式でいえば,
   全体の量÷いくら分=1あたりの量
   1あたりの量×いくら分=全体の量
 のような式を立てる文章題を,文字を使って表現する問題です。

 文字ですから,大きさが見えません。だから,
 「χLでy円のミルクは,1Lあたり何円になりますか。」という問題があるとき,
  χ÷L
  L÷χ
 のどちらなのかがよくわかりません。

 だから,文字式では量の関係を図に表して,
 1あたりの量や全体の量を求めるときにはどんな式を立てるのかを読み取ります。
 図が正確にかければ,
 図を読むだけで文章題の正しい式を立てることができます。

 この技術は,これから学習する方程式や関数という勉強の文章題のすべての単元で使えます。
 つまり,文章題を解くときの道具になるわけです。
 非常に役に立ちます。なにがなんでもマスターしましょう。
 文章題に強くなりたいならば…。 
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H29.06.10