【bP2】 三角関数の加法定理 1・三角関数の加法定理
§3 三角関数の合成(2) 三角関数の最大・最小A 
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 三角関数の最大値,最小値を求める

 sinθとcosθが混じった式では最大値や最小値は出せません。
 sinθやcosθの和で表されていて,係数が1とかルート3とかいう式は…
 「合成してね」
 という出題者の”お導き”です。
 すなおに,お導きいただきましょう。

 こんな問題です。
 0≦θ≦2πのとき,y=sinθ−cosθの最大値と最小値を求めなさい。
 また,そのときのθの値を求めなさい。

 ほれ!
 y=sinθ−cosθ
 出題者が合成してくださいね,といっております。
 そこで,この種の問題は,次の手順で求めます。
 @三角関数を合成する
 A合成後の範囲を確認する
 B範囲内での最大値・最小値を求める
 Cθの値を求める

 それで,問題文のデータを加工したものを”単位円”にかきこみます。
 そうすると,単位円が答を教えてくれるます。
 あなたのやることは,答を書くことだけです。
 つまり,問題文のデータを図に教えてあげてると,図が考えてくれるのですね。
 あなたは,図から答をいただくだけです。

 図の威力です。
 使わない手はありません。

 詳細は,学習プリントbP2をご覧下さい。
 そのへんの参考書よりも超ていねいに,超わかりやすく説明した例題を載せてあります。
 また,そのへんの問題集よりも,いっぱい,いっぱい練習問題を用意してあります。
 なっとくいくまで,読み込み,練習をして下さい。

 ■なお,演習問題は,数専ゼミ・山形・東原教室で指導しております。

H29.05.14